概要

2018/9/22 三鷹市芸術文化センター 風のホール

J.S.バッハ

「モテット第1番『新しい歌を主に向かって歌え』」BWV225 

「カンタータ第38番『深き淵のそこからあなたを呼びます』」BWV38 

「カンタータ第140番『目覚めよと呼ぶ声あり』」BWV140 

指揮:渡辺善忠

出演柳沢亜紀(Sop)小川明子(Alto)頃安利秀(Ten)山田大智(Bass)

pdf 28回演奏会チラシ.pdf (1.98MB)

感想(アンケートより一部抜粋)

ホール・演奏会企画について

  • 三鷹市芸術文化センターは初めて行きましたが、良いホールですね。すばらしい空間で、バッハの音楽を大いに楽しみました。
  • プログラムは、通奏低音のみの伴奏で歌う古風なスタイルから、管弦楽とともに歌う華やかなスタイルへと、とても効果的に並べられていました。
  • プログラムの「ご挨拶」の文章は、魂の籠った力作で、中村勝己先生を彷彿とさせるものでした。

 

演奏全般について

  • バッハの音楽を全身で浴びることは、理屈抜きで気分が良い。ほかの作曲家では味わえない素朴な快感があります。
  • プログラムの「ご挨拶」にも記しているように「難しいのはバッハの信仰にどれだけ迫れるか」に同感です。数学、素粒子論、宇宙論、遺伝子、生物学等の飛躍的発展に伴い、バッハの時代と比べて神の領域は大幅に狭まった。現代の我々にとり、神を信じることは難しい。ただバッハの音楽を通じ、その神々しさを追体験し、我々の心象風景に定着させることはできるでしょう。現代において宗教音楽は、人間の尊厳、素晴らしさを感じさせ感動させてくれる手段なのかもしれません。不信心にもこんなことを考えながら聴かせてもらいました。会場も教会仕様だったこともあり、演奏はこうした感慨を起す信仰心溢れるものであったかと思います。
  • 初めて貴団の演奏会にまいりました。バッハは大好きですしトーマス教会も大好きです。バッハのカンタータやモテットは一般の合唱曲よりも難しいなと思いました。
  • オーケストラ・チェンバロの演奏がとても良かった。しばし300年前のヨーロッパにタイムスリップした気分でした。
  • コントラバスの音色に心打たれました。コントラバスの音、とても素敵でした。
  • 心が洗われる気持ちで聴きました。
  • 力強く元気が湧きました。

 

モテット第1番について

  • 第1部のメロディーがはっきりせず各声部のまとまりがないように感じられました。曲のせいもあるかもしれません。第2部・3部は聴きやすかったです。慣れなのかもしれません。
  • 歌いだしが・・・?力みすぎでしょうか、叩きつけるビートの連続で聴く方はつかれました。
  • 力強い賛美に曲想がよく分かりました。
  • 軽やかでのびやかに歌い上げていました。喜ばせようというわけではないけれど、一緒に喜んでしまうような演奏でした。
  • 難しそうな曲をしっかり歌っていました。
  • 細かく歌詞を刻まれて狂いなく完璧で素晴らしかったです。
  • 初めてバッハを聴きました。昇っているのか降りているのか分からない螺旋の中でぐるぐる浮遊している感じでした。
  • 包まれるようで心が休まりました。

 

カンタータ38番について

  • 全くの感想にすぎませんが、ドイツ語で高い音は聞きにくく、低音となると発音がはっきり分かるようになるようです。オーボエや弦が入ると変化があってよかったです。
  • 各ソロ共にリラックスした安定感のある歌いぶりで楽しめました。モテットと比べてコーラスもずいぶんと穏やかさを取り戻して良い感じでした。
  • 深い淵からの叫びに対し平安に満たされた慰めを聴くことができました。
  • 曲の横の流れは素晴らしいのですが、ドイツ語の歌詞がよく分かりません。ソロの方は声楽家なのでよく分かるのですが、合唱になると???モテットではよく聞こえていたのですが・・・。ソロの方、素晴らしいです。
  • 5曲目の三重唱がとても素晴らしい。
  • 独唱者の声量に圧倒されました。
  • ソリスト、特にアルトの小川さんの声の美しさ、ドイツ語の発音の正確さが気持ちよかったです。独唱の後の合唱は団員の皆さんも気持ちが高揚したことが観客にもよく分かり、とても気持ちよさそうに声を出していらしたようにお見受けしました。
  • 独唱や器楽の演奏があり、変化に富んでいて楽しかったです。

 

カンタータ140番について

  • 喜びと感謝。皆さんの賛美と演奏が神の栄光を証して下さっていました。
  • バスのレシタティーボとソプラノとバスの二重唱は特に感動的でしたが、全曲がすべて圧巻でした。
  • 天国でもこのような素晴らしいハーモニー(賛美)が毎日聴けるのでしょうか。圧倒されました。
  • (あらかじめ)歌唱指導があり、知っているメロディーなので聴きやすかった。
  • 美しい曲でした。オーボエのコロコロした音色とソプラノ独唱のころがるような美声が印象的でした。

 

プレトークやコラールの歌唱指導、コラールを聴衆と一緒に歌うことについて

  • アンコールに代えて第4曲を会場の皆で歌ったことも教会で信者とともに歌っているようで良かったです。
  • 楽しかったです。
  • 短時間でしたがとても満たされた気分になりました。
  • 最後にコラールを歌わせてもらって有難うございます。
  • オーケストラと合唱団と一緒に歌えて楽しかった!

 

演奏会運営について

  • 比較的長時間でないまとまりで休憩を入れてくださったのはよかったと思います。
  • 曲目解説がとても分かりやすかった。
  • 歌詞対訳が曲目解説と見開きになっているともっと見やすいと思います。
  • 皆で歌う時に場内の照明をつけていただけたら歌詞が読めたので次回に改善を望みます。
  • 1曲終えるごとに休憩を取ってあるのはとても良かったです。聴く方も気分を切り替えられます。

 

その他

  • 友人がよく見える位置にと席を3度も移動しましたが、その度ごとに友人の立つ位置も変わっていました!
  • 聴衆に年配の方が多かったのですが(自分もその一人ですが)、クラシック系の音楽会そのものが若者と相いれないものになっているのですね。
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