概要

公開講座は、2022年10月29日(土)の午後、私たちが主な練習会場としている巣鴨教会の礼拝堂で開催し、限られた会場ながら予定を越えるお客様にご来場いただきました。
渡辺善忠先生のお話は「キリスト教音楽のルーツと発展」として、キリスト教音楽の流れを概観されました。旧約聖書に記された音楽から始まり、新約聖書を経て、ローマ・カトリック教会のグレゴリオ聖歌、宗教改革運動とローマカトリック教会における典礼音楽/プロテスタント教会における教会音楽の発展を話され、シュッツによるカンタータの発展、ヘンデルによるオラトリオへの発展、バッハによるカンタータの芸術作品への昇華へとお話は進みました。そして、バッハのカンタータの中でも特に有名な80番、140番、147番について時代背景、関連する聖書箇所、もとになった讃美歌、曲の内容や特徴を解説されました。その中のいくつかの曲を渡辺善忠先生の指揮、伊藤明子先生のオルガン伴奏、カンタータ・ムジカ・Tokyoの合唱と、小川明子先生のアルト独唱で紹介しました。コラールのもとになった讃美歌は会場にお越しの皆さまに一緒に口ずさんでいただきました。


演奏曲目  : J. S. バッハ カンタータ 80番 第1曲、第8曲、カンタータ140番 第4曲、カンタータ147番 第1曲、第3曲(アルト独唱)、第10曲
指 揮   :渡辺善忠
アルト独唱 :小川明子
オルガン伴奏:伊藤明子
合 唱   :カンタータ・ムジカ・Tokyo
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〈合唱団員随時募集中〉

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パートは問いません。

入団にはオーディションはありません。合唱の経験がなくても大丈夫です。詳しくは「入団のご案内」をご覧ください。

見学をご希望の方は事務局までご連絡ください。

練習:毎週土曜日 10:00〜12:00

日本基督教団巣鴨教会(→MAP

03-3990-3686