9月10日の練習は本番前の最後の練習ということで団員の本気度はかなり増してきた感じです。もっと前からエンジンをかけるべきなのはいつもながらではありますが・・・。
さて、今回もカンタータ134番の合唱曲をさらってからカンタータ187番の合唱曲とコラール、最後にト短調ミサを通しでさらいました。演奏はまとまりつつあるのですが、まだどうしても細部の音程・リズム・発音の不安は否めません。
例えば、187番のコラールの出だしにあるLaesst's の「aウムラウトまたはae」をいまだに多くの団員が「ア」と発音していました。正しくは「エ」(日本語の「エ」よりは少し「ア」の近く、また口を大きく開けますが)です!
134番でバスとテノールがEr troestet und stellet ...」と歌いだすところはもっと「慰め(troestet)」をもって歌うべきなのですが、どうしても朗々と歌ってしまいます。小川先生は「滑らかに流線型の音型を意識して」と指導されていました。器楽が論理的であるのに対して声楽はイメージに基づいた感覚の芸術だな、と改めて感じた次第です。
今週の水曜日と木曜日はオーケストラとソリストの皆様をお迎えしてリハーサルを行います。気を引き締めていきたいと思います。
2016/09/12 20:35