8月20日の練習も先週と同じメニューで演奏曲を全てさらいましたが、前半にカンタータ187番のアルトパートの「特訓」を2組に分けて小川先生からいただきました。以下はパートマネジャーからの生々しいレッスンの報告です。
「BWV187のメリスマの箇所での指導。いつも言われることですが、ハーモニーの上でメリスマを歌うこと。ハーモニーの動きは単純だけれど、変化を感じて歌う。このことが具体的にはどのようにすればいいのかイマイチわからないのですが・・・又、16分音符だからといってあわてないこと。かと言ってもはや一音一音音符を追う段階ではない。との厳しいお言葉。メリスマの核になる音の流れを把握して、細かい音をつけてゆくのも一つの練習方法とご指導いただきました。
その他の箇所では
- 音が下がる時に、息をもっとはき続けて響きを消さないように。
- 長く伸ばす音をただ伸ばすのではなく、抑揚をつけて次の音に音楽的につなげていき、流れを大切に!
- フレーズの最後や、長く伸ばす音で遅れないように!
- アルトでは最後が和音の第5音で終わることが非常に多く、下がらないように!
などなどのご指摘がありました。
左半分と右半分から違う音が聞こえてくると言われたのにはガックリきました。
先生が要所要所で歌ってお手本を示して下さるのですが、私たちのとまるで違うんですよね~ でも少しでも近づけるようにとの具体的なお手本で、練習の方向が示されたと思います。」
「BWV134の全体練習では、小川先生がテナーとの重唱の部分を歌ってくださり、アルトの出の難しさを実感したり、歌わない部分を歌ってしまったりと失敗もあり、本番に向けての良い練習となりました。又、先生のブレスの場所などもわかり勉強になりました。
あと一月をきり、このままではいけないと皆自覚できたと思います。流れを大切にした練習、細かい音の見直しも必須と猛反省です。練習あるのみ!を実感した20日のカンムジでした。」
次回の練習(8月27日)は小川先生による全体指導ですので、気を引き締めて平日の個人練習をして臨みたいと思います。
写真は前回演奏会のアルトの皆さんです。やはり小川先生は姿勢も宜しいし口のあけ方がサマになっています!